2019.03.01 Fri.

カナバングラフィックスのデザイナー教育について

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カナバングラフィックスでは、日本だけではなく、世界に通用する作品を作っていくため、デザイナーが海外研修に参加したり現地で生活することを積極的に支持しています。

 

普段とは異なる環境やアーティストたちに囲まれ作品作りをしてくることは、デザイナー本人にとって素晴らしい刺激になるだけではなく、弊社唯一無二の世界観をつくっていく大きな手掛かりにもなります。

 

昨年も弊社ビジュアルデザイナーの関がデンマーク ヴィボー市にある The Animation Workshopで開催された「Nippon Nordic Universe Accelerator 2018」へ1ヶ月間参加してまいりました。

 

このプログラムでは日本と北欧の国々から約16名の若手アーティストが集まり、期間中に各人が持ち寄ったアニメーション、ゲーム、インタラクティブアート等のメディア企画をデベロプ(開発)してくるという内容です。

 

関はこれに参加し、モバイルゲームの企画を開発してきました。プログラムの内容自体から学んできたことも多かったようですが、本人にとって一番の収穫となったのは、現地で沢山の海外アーティストやプロデューサーの方々と交流を持ち、そこで自身に対する海外からの評価を得たり、北欧のアートやアニメーション、海外アーティストたちの作品に触れることで得られたインスピレーションと刺激だったという事です。

 

弊社といえば『ウサビッチ』や『イナズマデリバリー』等どこか日本ぽくもあり、ヨーロッパぽくもある独特な作品が多いですが、それらのアートディレクターを務める宮崎あぐりはイギリスやデンマーク等多くの国々で活動をしており、今でも一年に数か月ほどふらっと海外に行ってしまいます(笑)

 

海外で生活をしたからといって、必ずしも独特な作風になるわけではなく、本人の努力やもともとのセンスもあるとは思いますが、日常を離れ異文化に触れることはデザイナーとして良い刺激、勉強になり、延いてはその経験が弊社独特の世界観の一要因にもなっていると思います。

 

今後も弊社ではデザイナーが色々な経験を通して個人個人の才能を伸ばし、将来のカナバングラフィックスを担ってくれるような存在になるようサポートしてまいりたいと思います。