美術モデラー座談会 その4 今後のカナバンについて

独特な感じを薄めないまま、大きくしていきたい

藤川

それでは、今後の展開についていろいろ話してみましょうか。
カナバンを今後どうしていきたいとかあります?

宮崎

たぶん、方針としては大きくなっていくとは思うんですけど、大きくなって、薄まらないでほしいなと思います。
大きくなっていくと、みな同じような、一般的なものになってしまうかもしれない。
一部の部署だけでもいいので、今の濃さというか、ちょっとおかしな感じを残しつつ、大きくなってくれるといいなと思います。

田中

まぁ、もうちょっと人数は増えてほしいなとは思いますよね。

藤川

この独特な感性はカナバンのいいところですし。
それは会社を大きくするうえで気をつけたいポイントですよね。
でも人数は増やしたいという…。
瀧澤くんとか何かある?

瀧澤

居心地が良いんで、今。
古部さんのおかげで。

古部

なんか、怖いな…。

瀧澤

まぁ、自分みたいな新入りでもノビノビできる会社というか、悪い面が無いんです。
最近の仕事の面でも、コンセプトアートの案件など、新しい挑戦をどんどんできるので、こんな感じで、マチコに飽きた頃にちょっと違った仕事~、みたいに今後もテンポよく仕事ができたらいいですね。

古部

自分は現場に関わっている人たちがクリエイティブな意見を言っていける会社っていうのを守っていきたいですね。
これはカナバンのすごくいいところだと思うので。
あとは、人数はやっぱり増やしていきたいですよね。

マチコみたいに本当にゼロから作るコンテンツをもう一度やりたい

藤川

じゃあ、今後やってみたい仕事とかあります?

理想を言えば、マチコみたいに本当にゼロから作るコンテンツですかね。
発案は自分じゃなくても、社内のだれかが考えたキャラクターコンテンツとかで作ってみたい。
マチコみたいに長いスパンではなくて、もっと短くこう、2年に1度とか。
そういう形で少しずつ、オリジナルコンテンツが増えて行けばいいなと思います。

瀧澤

「トリビッチ」やりたいです。

宮崎

あのムキムキのやつ?

瀧澤

はい、ソレです。

藤川

富岡さんが言っていたやつですね。

宮崎

富岡さん的にすごいノリノリで作りそうだなぁ。

藤川

富岡さん、かなり気に入ってますからね。

田中

「トリビッチ」に限らず、自分も新規案件に立ち会ってみたいなとは思いますね。

藤川

自分も1回くらいは立ち会って、PMを務めてみたいなと思います。

CG以外の仕事(2Dとかコマ撮り)とかもやってみたい

藤川

宮崎さんとか何かあります?

宮崎

短いスパンのもの。PVでもショートでもいいんですけど、CG以外の仕事がいいですね。

藤川

そういえば言ってましたもんね、2Dでやってみたいとか。

宮崎

カナバンはCGのアニメーションのクオリティがすごく高いんですけど、ちょっとぎこちなくカクカク動いてるぐらい、違うテイストというか。
別に背景が実写とか、模型とかでもいいんで、最近作っている質感とは違うテイストでやりたいですね。

瀧澤

ジオラマっぽい感じとか?

宮崎

そう。やっぱり手を動かしたい。

藤川

僕もコマ撮りとかやってみたいですね。

古部

自分もアナログで何か作って動かすっていうのはやってみたいですね。
もともとアナログ人間だったので。
手作り感のあるものを作っていきたいっていうのはありますね。
CGだと、やっぱり完璧じゃないですか。
まぁ、CGでやれば自ずと完璧にはなるんですけど。
完璧ではなくて、少し隙があるのがアナログで作ったものなのかなと。
そういうのは一度やってみたいですね。

藤川

CG以外のこともやりたいっていうのは美術班ならではの感じがしていいですね。